中間対策

2016年10月05日

久しぶりに書いてみます。

中間対策も始まっております。

今回から対策のみ参加の生徒を募集したところ、中二は数名参加がありました。

初めてあだち塾の授業に参加する生徒の特徴で、改めて気づいたことがありまして。

それは、暗記テストに対する詰めの甘さ。

すでに塾生である生徒たちは、この半年鍛えることで、毎回の暗記テストはほぼ覚えてきます。

ここまで毎回の授業で、暗記テストをして不合格なら再テストをして、ということを繰り返してきたため、自分の暗記にかかる時間や労力の目安が身についているため、全く覚える努力をしてこない生徒はいないからです。

それに対し、外部から初参加の生徒は、その子の本来の学力レベルにかかわらず、相対的に暗記が「甘い」。

中には暗記をしたことがないのだろうな、と容易に想像できるような惨状を呈する生徒もいます。

実際、継続して暗記する習慣が身についていないと、いざ大量に暗記すべき課題が出てきても、覚えられない。

がんばろうとしても膨大な時間と労力が暗記にかかってしまい、すぐ断念してしまう。

暗記を一定時間である程度スムーズに覚えることが出来る力、これは重要な「学力」の一つなのだと思います。

そしてこの学力は、日常的に暗記に労力をはらうことが習慣化されていないと、いざというとき多大な苦痛を伴ってしまう。

暗記力は一朝一夕に身につくものではありません。

学習の多くは、まず暗記した知識がないと始まらないという面があります。

そのためにも、家庭であらかじめ暗記テスト範囲を覚える努力をすること。対策授業に初めて参加する生徒には是非身につけて欲しい点です。

そして、この「暗記力」、個人差はあっても絶対に誰でも身につく力です。

誰でも暗記はできるようになる。だから「覚えておきなさいよ」と個別指導でよく言われるような言葉は使いません。あだち塾では、「再テスト受けて帰ろうか。」です。いいかげんには済ませません。

暗記は、それをきっちりチェック・管理してくれる者がいれば、すぐに苦痛に感じなくなります。

こっちも逃がさないから、がんばってね。